中医学では、お酒を「熱を帯びた水=湿熱」であると捉えます。
つまり「お酒を飲む」とは、「体の中に湿熱を入れる」ことなのです。
でも一口に「お酒」と言っても、お酒にも色々ありますよね。
それはつまり、「湿熱にも色々ある」ということです。
では具体的に、どのような湿熱(お酒)があるのでしょうか?
あくまでも私見に過ぎませんが、以下、個人的な認識を紹介しましょう。
私の感覚では、「蒸留酒」の方が「醸造酒」よりもドライです。
ここでいう「ドライ」とは「湿熱ではあるけれど、醸造酒ほどベタベタしていない」
つまり「醸造酒ほど湿気が強くない」という意味です。
たとえば私は、体質的に「湿の強いお酒=醸造酒」に弱いです。
だから基本的に、日本酒・ワインなどの醸造酒は飲みません。
もし醸造酒を飲んでしまったら、翌日は「過剰な湿」の影響にやられることになります。
過剰な湿の影響とは、「体の重だるさ」や「胃腸の不快感(機能低下)」などです。
また私は、「もともと体内の熱が強い体質」でもあります。
だから、たとえば「赤ワイン」のように「熱が強いタイプの醸造酒」を飲むと、「醸造酒としての過剰な湿」の影響だけでなく、さらに「強い熱」の影響も受けてしまいます。
具体的には、大体2日ぐらいでしょうか、体のほてりがとれなくなります。尿が濃くなったり、口が苦く感じるようになったりもします。
今回は、これぐらいに致しましょう。
つまり「お酒=湿熱」であり、またお酒にも色々あるように「湿熱にも色々あり」、そしてどんなお酒がその人に向くのかは「飲むお酒の特徴」と「飲む人の体質」との相性によって決まるということです。
最近は「ワイルドターキー」ばっかり飲んでいます。
この度は、研究所のHP、そしてこのブログにお出で頂きありがとうございます。
弟分(副所長)と共に研究所を立ち上げたのが2年と少し前。
と言っても特に変わりはなく、同じように「組織」ではなく「個人」として仕事や研究をしてきました。
でも色んなタイミングが重なって昨秋より体制の変革をはかり、仕事の内容も大きく拡げることにしました。
具体的には
◆秘書さん(という名の参謀)を雇い
◆研究所を法人化(株式会社化)する
ことから始めています。
そんな流れの一環として、研究所のHPを作ることになり、私も非定期に更新するブログを書くことになりました。
中医学とつながりのある話を、少しずつ書き連ねていく予定です。
ちょこちょこと、見に来ていただけたら嬉しいです。
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2008年12月 北京中医薬大学・西門前にて
一緒に写っているのは大学内の本屋のおばさん。
留学時代、 私が北京で一番心を開いていた人です。
今でも北京に行った時は、必ず彼女に会いに行きます。
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