今日は午前中、「会社の電子定款」を受けとりに公証役場へ行きました。
いよいよ明後日、会社を立ち上げる予定で動いているのです。
定款を受け取ったら、明日は「資本金の振込み」、そして明後日は「法務局へ行って会社を登記」します。
慣れない作業もいよいよ大詰め、とりあえず無事に定款を受け取れてよかったです。
そしてお昼は、恵比寿のQ.E.D.CLUBへ薬膳ランチを食べに行きました。
私はあまり「薬膳」というものを食べに行かないので、とても面白かったです。
そして夜は、広尾にある「和・イタリアン・レストラン」SOUQさんに伺いました。
SOUQさんが雑誌の取材で紹介するお茶を私がプロデュースしたのですが、そのお茶をお店のメニューにも使っていただいたので、お礼に伺ったのです。
ついでに色々と、ご飯もいただきました。
たとえば「塩豆腐のカプレーゼ」、美味しかったです。
お酒は、SOUQのオーナーさんお勧めの、ちょっと珍しい焼酎を頂きました。
ジンのようによく冷やして、少しトロッとさせて頂く焼酎です。
焼酎の後は、オーナーさんお勧めのグラッパも頂きました。
お店で昔の学生さんにバッタリ会ったりして、楽しい夕べでございました。
先日、六本木のスタバで「アイス・トリプル・グランデ・ソイ・モカ」を飲みました。
私が、1年に330杯ほど飲んでいる定番メニューです。
しかし…、これが苦痛なほどに美味しくない。
せっかくの大好きな「カフェ・モカ」なのに。
なぜ美味しくないかというと…
年に330杯も飲んでいるせいで、たとえ商品としては同じ「ソイ・モカ」であっても、作る人による「微妙な配合バランスの違い」が分かるようになっているからです。
そして、そんな私の舌は「レミー事務所育ち」。
だから他のスタバの「ソイ・モカ」は、口に合わない時があるのです。
実際「レミー事務所」(五反田レミーにあるスタバ)の人たちが作ってくれるカフェモカは、いつもとっても美味しいんです。
きっと、今月まで店長を務められていたKNさんの指導がすばらしかったのでしょう。
そう思って「KNチルドレン」の1人であるレミー事務所のお姉さんにその話をしたところ、彼女は「一瞬」間をおいてから、諭すようにこう言ってくれました。
「あとは……“愛情” です!」
……そうでしたか。
ありがとうございます。
どーりで、美味しい筈ですね。
(愛情入りのソイモカ↑)
飲みものである「カフェ・モカ」は、主成分が水です。
そして水という物質は、人間の感情や想いがもつ波動を、とても正確に写しとります。
それはつまり、「想いという無形の気が水に宿る」ということです。
だから「食べもの」も「飲みもの」も、愛情が込められていると美味しいんですね。
そして中医学も、水にはずっとこだわってきました。
たとえば明代・姚可成の『食物本草』には「水部」という章があり、そこには「天水類」「地水類」「名水類」「毒水類」に分類された95種類の水の気味・作用などが記載されています。
また水と言えばお茶との関係も深いですが、歴代のお茶の専門書には「水の選別・貯蔵・沸かし方」などに関する細かい論述が残されています。
そうした貴重な「フィールド・ワーク」「研究」「実践」の結果は、現在、あまりしっかりとは受け継がれていません。
もったいないですね。
我が研究所で、是非、積極的に研究したいテーマの1つです。
私は、ほぼ毎日(月に25~32回ぐらい)スタバに来ています。
事務所(研究所)にずっと居ると飽きるので、「夕食後のとりあえず2~3時間」はスタバで仕事をするのです。
五反田の東急ビル(レミー)にあるスタバですが、しょっちゅう行くので、私は勝手に「レミー事務所」とよんでいます。
で「レミー事務所」に行ったときに必ず飲むのが「アイス・トリプル・グランデ・ソイ・モカ」です。
要するに「カフェモカ」なのですが、自分に合わせてアレンジ(加減)をしてあります。
どんな加減かというと…
カフェモカに「エスプレッソを1ショット追加」し「牛乳を豆乳に換え」ます。
また私は体内に熱がこもりやすい体質なので、飲み方(服用法)もホットではなくアイス、つまり「冷服」にしています。
では上の「加減」を、中医学的に説明してみましょう。
カフェモカの組成は「チョコシロップ+エスプレッソ+ミルク」です。
作っているところを見せて頂いたのですが、上の3つが大体[1:1:3~4]の割合で入っているようです。
で「カフェモカ」…
中医学の言葉でいうと やや「膩性(じせい)の強い」飲み物ですね。
膩性が強いとは、「消化するのに手間がかかり、またちゃんと消化しないと体の中に余計な湿気としてベタベタ溜まりやすい」といった意味です。
念のためチョコシロップだけを頂いて味見をしてみたのですが、「かな~り甘い」つまり膩性の強いものでした。
たまに飲むならまだいいですが、「ほぼ毎日飲む」となると、この膩性の弊害は、なるべく減らしてから飲みたいものです。
そこで私は、ショットを追加して苦味を増すことで膩性の弊害を減らしています。
苦味は「下に降りる味」なので、膩性によるベタベタが、体に留まろうとする力をそいでくれます。
そして牛乳もまた、膩性の強い飲み物です。
そこで牛乳を豆乳に換えることで、カフェモカ全体の膩性を大幅に減らしています。
豆乳には 「祓膩作用」 つまり 「膩性を除く作用」 があるからです*。
…そんなに膩性が嫌なら、お茶でも飲めばいいじゃないかと、お思いかも知れませんね。
そう言っちゃうとそうなんですけどね…。
まあでも…、人生そう「模範的」には行きません。
私はブラックチョコが好きなせいか、カフェモカみたいな「チョコ味でビターなもの」に弱いんです。
あれを飲んでると美味しくて嬉しくて…、ささやかな幸せの時間なのです。
つまり「日々カフェモカで魂を養い」でも「体へ悪影響はなるべく排除している」ということです。
* “豆腐漿~祓膩~” 『中薬大辞典』上冊P.1045(『綱目拾遺』よりの引用)
中医学では、お酒を「熱を帯びた水=湿熱」であると捉えます。
つまり「お酒を飲む」とは、「体の中に湿熱を入れる」ことなのです。
でも一口に「お酒」と言っても、お酒にも色々ありますよね。
それはつまり、「湿熱にも色々ある」ということです。
では具体的に、どのような湿熱(お酒)があるのでしょうか?
あくまでも私見に過ぎませんが、以下、個人的な認識を紹介しましょう。
私の感覚では、「蒸留酒」の方が「醸造酒」よりもドライです。
ここでいう「ドライ」とは「湿熱ではあるけれど、醸造酒ほどベタベタしていない」
つまり「醸造酒ほど湿気が強くない」という意味です。
たとえば私は、体質的に「湿の強いお酒=醸造酒」に弱いです。
だから基本的に、日本酒・ワインなどの醸造酒は飲みません。
もし醸造酒を飲んでしまったら、翌日は「過剰な湿」の影響にやられることになります。
過剰な湿の影響とは、「体の重だるさ」や「胃腸の不快感(機能低下)」などです。
また私は、「もともと体内の熱が強い体質」でもあります。
だから、たとえば「赤ワイン」のように「熱が強いタイプの醸造酒」を飲むと、「醸造酒としての過剰な湿」の影響だけでなく、さらに「強い熱」の影響も受けてしまいます。
具体的には、大体2日ぐらいでしょうか、体のほてりがとれなくなります。尿が濃くなったり、口が苦く感じるようになったりもします。
今回は、これぐらいに致しましょう。
つまり「お酒=湿熱」であり、またお酒にも色々あるように「湿熱にも色々あり」、そしてどんなお酒がその人に向くのかは「飲むお酒の特徴」と「飲む人の体質」との相性によって決まるということです。
最近は「ワイルドターキー」ばっかり飲んでいます。
この度は、研究所のHP、そしてこのブログにお出で頂きありがとうございます。
弟分(副所長)と共に研究所を立ち上げたのが2年と少し前。
と言っても特に変わりはなく、同じように「組織」ではなく「個人」として仕事や研究をしてきました。
でも色んなタイミングが重なって昨秋より体制の変革をはかり、仕事の内容も大きく拡げることにしました。
具体的には
◆秘書さん(という名の参謀)を雇い
◆研究所を法人化(株式会社化)する
ことから始めています。
そんな流れの一環として、研究所のHPを作ることになり、私も非定期に更新するブログを書くことになりました。
中医学とつながりのある話を、少しずつ書き連ねていく予定です。
ちょこちょこと、見に来ていただけたら嬉しいです。
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2008年12月 北京中医薬大学・西門前にて
一緒に写っているのは大学内の本屋のおばさん。
留学時代、 私が北京で一番心を開いていた人です。
今でも北京に行った時は、必ず彼女に会いに行きます。
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