中医学徒の生きる道
小金井信宏ブログエッセイ
中医学徒の生きる道
2011-04-20 03:32:29

会社設立(7)

カテゴリ:会社設立

 今日は、税理士さんの事務所を訪ねて築地に行ってきました。
 せっかくの築地なので、まずは場内のお店でおすしを…。

  さすがに美味しいですね。
 大和寿司というお店です。

 私は札幌に13ヶ月ほど住んでいたことがありますが、お寿司は断然!江戸前だと思います。
 もちろん札幌から小樽に行ったりすると、お刺身なんかは抜群に美味しいのですが、でも!「お寿司は別物」ですね。
 やっぱり江戸前の寿司は、「料理として、ちゃんとこしらえられている」のです。

 
 食後、ぶらぶらしていたら「辛い香辛料の専門店」があり、店先でカシア(シナモン)が売られていました。
   

 生薬名でいうと「肉桂」ですね。

 我々中医学の分類では

 ・「辛甘熱」(辛くて甘くて熱い)という性質をもつ
 ・「温裏薬」(体の内部を温める薬)

です。

 もちろん「冷え性の人」にも使いますが、「気血が足りない人」に使うこともあります。
 気血を補う薬に「少量の肉桂」を加えることで、気血を作り出す働きを強めてあげるのです。
 十全大補湯のような使い方が、その実例といえます。

 話は戻りますが、食後面談まで時間があったので、場外でカフェを探して入りました。
 築地にたくさんある「タバコの煙で空間が白くなっている昭和な喫茶店」を避けて、やっと見つけた「オープンカフェ」です。

  今日は陽気もよくて、気持ちよかったです。

 で税理士さん、やっと「この人なら」という人に出会えました!
 顧問契約を結ぶことにいたします。

 

2011-04-19 02:14:14

本をいただく(1)

カテゴリ:本をいただく

 先日、筑波大学の准教授で書道家の菅野智明さんが、新しい御著書を送ってくださいました。
 ありがとうございます。

 
 菅野さんとは北京での1年目、中国語を学ぶための大学である「北京語言大学」で、同じ寮に住んでいました。
 よく2人でごはんを食べたり、古本屋を巡ったりしたものです。

 書の専門家ですからね、一緒に故宮に行った時は、その知識の深さに感動したのを覚えています。
 なにか字が書いてあれば、その場で全て読み下してくれちゃいます。
 しかもいわゆる「墨で紙に書いてある書」とか「山水画に書いてある文字」とかだけじゃなく、「青銅器に彫られている金文(紀元前の漢字)」までスラスラ読み下してくれるのです。
 さらに書を見たって「これは第●代の皇帝の字ですね」とか教えてくれたり、また看板に印刷してある解説の誤りを指摘してくれたりもしました。
 今思うと、「最高のガイドと一緒の、贅沢な観光」でしたね。

 さて菅野さんの本ですが、いつも本当に見事な字で、一言添えて贈ってくださいます。

 

 私も自分の本が出るたびに彼に贈るのですが、その時だけは、字を書くのが本当に「はづかしい」です。

 また菅野さんには、私の「蔵書印」を2つ彫っていただきました。
 「小金井信宏所蔵書」と「信宏蔵」の2つです。

 まだ全蔵書に捺してはいませんが、一部の蔵書に捺してあります。

 カッコイイです。

 

 私は青銅器の饕餮紋(トウテツ紋)が好きなので、「信宏蔵」の方は、「金文調でトウテツ紋をあしらった感じで」という注文をつけて作っていただきました。 

 

 代金は「出世払いで」とお願いしてあるので、まだお支払いしていません。
 頑張って、「出世」したいと思います!

2011-04-14 11:17:35

講義(2)

カテゴリ:講義

 昨日は、「全日本薬膳食医情報協会(Any)」の講義がありました。
 シリーズ講義 「気味でとらえる中医学~病証・治法・方薬の世界」 の5回目です。

 内容は

 ◆「白虎湯~白虎加人参湯~竹葉石膏湯」
    という3つの湯証の病機をつなげて1つの世界として見て

その世界の中で

 ◆「熱邪」 「津液・陰液の損傷」 「正気の状態」
    という3要素がどのようにグラデーションで変化し
    その変化に合わせて薬の使い方がどのように変化しているのか

といったことを、幾つかの医案を例に挙げてお話しました。

 更にそのまま「胃陰虚つながり」で

 ◆「益気甘草湯」「酸甘益胃湯」 という
    慢性胃炎を治療する20世紀の名方剤

の紹介をしたり、「気陰両虚つながり」で

 ◆「降糖対薬湯」という
    糖尿病を治療する20世紀の名方剤

の紹介をしたりしました。

 相変わらず…、結構!専門度の高い話です。

 

 写真は、先日他の場所での講義の際に、学生さんが作ってきてくれた「ちらし弁当」です。
 おいしゅうございました。
 ありがとうございます。
 

2011-04-12 03:18:20

本の紹介(1)

カテゴリ:本の紹介

 今日は「私がもっている中医本」の紹介をします。
 紹介するのは『黄帝医術臨証切要』王洪図主編 華夏出版社という本です。

 

 主編の王洪図先生(1937~2009)は、私が大学院時代に『黄帝内経』の講義をしてくださった先生です。
 また私が大学院を卒業する際、学位の認定委員を務めてくださった先生でもあります。

 たくさんの肩書きをお持ちであった先生ですが、一番中心のところをいえば

  『黄帝内経』学会のボス

だった方ですね。

 当時王先生は、すでに大学院でしか講義をなさっていなかったので、私も院に入って初めて、王先生の講義を受けることができました。
 とっても魅力的な講義でしたが、その時にテキストとして使われていたのがこの本です。

 内容は、簡単にいうと「『黄帝内経』が伝える認識を、具体的にどう臨床に活かすのかという具体例を集めたもの」です。

 王先生がまだ学生だった頃、『内経』が好きで読んでいるうちに、経文をほとんど暗記してしまったそうです(すでに普通ではない)。
 そして晩年まで何十年もの歳月を、王先生はずっと『内経』の原文と向き合いながら研究をされ、臨床に携わって来られたわけです。

 この本に載せられている内容は、どれもそんな王先生が残してくださった「貴重な知的財産」です。
 今でもよく読むのですが、ページをめくる度に、自分がまだまだ「ヒヨっ子」であることを思い知らされ、先生への尊敬の念で胸がいっぱいになります。
 そして「偉大な先輩がいたこと」「すばらしい本が残されていること」を、本当に嬉しく思います。

 学生の1人として、王先生のご冥福をお祈りいたします。

2011-04-07 23:05:44

会社設立(6)

カテゴリ:会社設立

 今日は朝から晩まで、土曜日の講義の準備をしていました。
 災害時に役立つ、いろいろな知恵を調べていたのです。

 たとえば「松ぼっくりを煎じて飲むと免疫機能が上がる」のですが、量を忘れたので確認したところ「1日30g」となっていました。
 ネットで松ぼっくりを調べたら、30gは大体3~4個ですね。

 そしてヤフーオークションでは、松ぼっくりが売られていました。
 クリスマスのオーナメント用に「止め具がついている」とか「金や銀に塗られている」とかではなく、「ただの松ぼっくり」が売られているのです。
 不思議です。
 まあ市場で値がつくなら「需要がある」ということなので、取引は成り立つんですね。

 前に一緒に暮らしていたヤフーオークション好きな女性が、「出せば何でも売れる」と言っていたのを思い出しました。
 納得です。

 で、今日は、午後だけちょっと銀行に行き「会社名義の口座」を開いてきました。
 法人口座はすぐには開けず、審査を通って、やっと今日開けたのです。
 ダミー会社が多いからでしょうね。

 これが、我が研究所の通帳です。 

 色々と、少しずつ整います。

 頑張って行きましょう。

 

 
 

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