先日は「北京中医薬大学・日本校」
の講義でした。
夜涼しいのに
窓全開で仕事をしていたら
途中から寒くなり
でも集中していたので
席を離れたくなくて放置
完全にぞくぞくしてきたのですが
席を離れたくないので放置
そうしたらボワーっと熱も出て来て
こりゃ完全に「感受寒邪」だな
と思いつつ
でも集中していたので
窓をしめに行きたくなくて
やはり放置
みるみる内に
熱も上がり頭痛に項強
でも肌膚は開いている感じだったので
おおっ!これは
『傷寒論』の「1条+2条」じゃないか!!
と少しアガりつつ
丁度「いただき物の桂枝湯」があったので
飲んだところ…
30分で
全ての証候が消えました。
本当に
絵に描いたような桂枝湯証でしたが
たった1服で
劇的に効きましたね桂枝湯!
お蔭でその晩も
美味しくお酒が飲めました。
それにしても
『傷寒論』の「1条+2条」とは…
最近
マジメに『傷寒論』を学んでいたので
中医学の神さまからの
プレゼントでしょうか?
先日は
◆信弟子の会(昼の部)
◆小金井塾・Sグループ
の講義でした。
今週は
月曜日「ある学生さん」とカフェに行き
火曜日も「別の学生さん」とカフェに行き
2人ともそれぞれ
ご自分の薬膳教室を開かれている方ですが
お二人からそれぞれ
先生は日本人の(中医学の専門家の)中では
一番だと思いますと言って頂き
2日連続で言われたので
印象に残っています。
まあでも
中医で「中国一」ならスゴイですが
そもそも「日本人の中医学の専門家」なんて
日本全国で30人も居ないでしょうし
(↑ 感覚的なテキトーな数字です)
自分が「日本一」とは思いませんが
もし日本一でも大した事はないですね。
ただ折角言っていただいたので
お二人の「イメージ」を壊さない為にも
ちゃんとしたモノに
なって行きたいなと思いましたよ。
人様の「私への評価」がどれだけ高かろうと
過去の老中医の本を5行も読めば
自分の勉強不足を知らされる。
そして全然かなわない先輩たちが
ゴロゴロ居ることを嬉しく思う。
(もう皆お亡くなりになっていますが)
私はまだ彼らから教わるばかりで
私が彼らに教えられる事などありませんが
折角生きて進んでいるのだから
たとえ強がりでも
「まあ五分かな!」
ぐらいは言えるようなモノに
なってから死にたいものですね。
先日は
◆ワーコレあんず中医学研修
◆信弟子の会(夜の部)
の講義でした。
あんずさんの講義
房中術の本を読んでいたら
古代の中医師たちも
あまりにも早すぎる結婚
特に若すぎる出産に警告を発し
晩婚を奨励しています。
淹れて頂いたお茶(と自分で買ったお茶)
(ありがとうございます!)
しかし!
その晩婚とは…
◆男は30歳(現在の29歳)まで待て
◆女は20歳(現在の19歳)まで待て
というもの。
これが「古代の晩婚」なのです!
(しかも恐らく、わざと誇張して遅めに書いている)
今は社会が違うから
そんなの無理、非現実的!
という意見もあるでしょうが…
でも
社会の変化に合わせて
体は変わってくれてはいない
私も「初産は10代後半がベスト」
だと考えています。
女性には「子を孕み産む」という
神から授かった能力がある
だからその任務を果たす人生を選ぶなら
今は個人のエゴを抑える必要がある時代なのだと思います。
つまり現代の女性は
自分を愛するのか
一時は自分より子供を優先するのかを
15歳位の頃に決める必要がある
自分の子供がこの世に生まれた後
一生かけて使っていく道具(肉体)
その肉体を
最高のコンディションで準備してあげるには
産む肉体が「最高潮の上り調子」の時に
妊娠してあげる必要があるからです。
そういう教育を
10代前半の女の子たちにしない社会は
罪を犯していると、私は考えています。
その罪の被害者が
社会に溢れているからです。
先日は
◆北京中医薬大学・日本校
◆中医薬膳杞菊の会
の講義でした。
先日
再婚された学生さん(女性)から
結婚のお祝いに作ったという
オリジナルの風呂敷が届きました。
お二人の干支に
姓を意味する絵をあしらったデザイン
これです↓
私より年上の方ですが
50年以上生きて来たオトナが
色々あったそれぞれの人生を踏まえて
また新しい形を作ろうとしている。
届いた風呂敷には…
お二人が
再出発に込めた「想い」が溢れていて
本当に気持ちが良くて
とても嬉しくなりました。
以前も書きましたが
人には「結婚する才能」というものが
あるのだと思います。
この学生さんも…
確実にこの才能をお持ちですね。
あやかりたい方は是非
上の「風呂敷の写真」から受け取って下さい。
私にももちろん
結婚する才能はある筈ですが
私からは…
あやからない方が良いと思います。
先日は
◆北京中医会
◆あんず薬局
の講義でした。
7年前に母が亡くなった時
母の
最後の教え子だった女の子たちと
少し交流したのですが
彼女たちはその時「大学生」
その子たちが先日
父の通夜に来てくれて
皆「赤ちゃん」を
抱っこしていました。
なんだか嬉しかったですね。
父が亡くなって1ヶ月
両親がこの世に居ないという
生きたことの無い人生を
生きていますが…
彼女たちのお蔭で…
老いたものは亡くなり
また新しい命が生まれるのだという
そんなサイクルを
感じることが出来ています。
そういえば…
長男は来年で20歳
私はあと2年で50歳
もうすぐに
「中年」ではなくなります。
ヒゲも随分白くなってきたし…
初老!!
初老ですね!!
学生さんに頂いた「抹茶をまぶした黒豆・甘納豆」
(ありがとうございます!)
腐らずに「カッコよく枯れたい」
というのもありますが
父が言っていた言葉を胸に
時間(人生)を大切にしながら
仕事をして参りたいと思います。
↑ ものすごく美味しい!
すばらしく美味しい!
食べ終わるのが「ガッカリ」なほど美味しい!
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