中医学徒の生きる道
小金井信宏ブログエッセイ
中医学徒の生きる道
2014-09-30 22:34:33

講義(328)(329)

カテゴリ:講義

先日

 

 ◆小金井塾・Yグループ
 ◆小金井塾・Sグループ

 

講義でした。

 

 

Yグループ1Yグループの講義

 

 

Yグループ2学生さん達から「お淋し見舞いのお香」を頂きました。
 (ありがとうございます!)

 

 

ここの所ブログで

 

火神派『傷寒論』温病学
などのをしましたが…

 

中医を学ぶ場合
更にこれらと並行・連動して

 

老中医の認識を学ぶ必要があります。

 

 

Sグループ1Sグループの講義

 

 

Sグループ2学生さん達に頂いたお菓子
 (ありがとうございます!)

 

 

たとえばフレンチのシェフでも
少し和食の勉強もしているとかいう感じで

 

老中医たちも
色々な方法を学んでいます。

 

その上で彼らは
自分のセンスでそれらを混ぜて使うので

 

多くの老中医の方法を比べる
混ぜ方のセンスも学べるし

 

さらに混ぜる前のもの

 

つまり『傷寒論』『金匱要略』
金元医学」や「温病学」などの

 

勉強にもなるのです。

 

 

自由が丘1黑むつの刺身(自由が丘のお店で)

 

 

自由が丘2馬刺し

 

 

また例えば

 

多くの老中医
肺炎をどう治しているかを比べると

 

ベースになっている方剤が何であろうと

 

つまり「バリバリ経方」でも「温病方剤」でも
または「李東垣っぽい感じの用薬」でも
または「近代対薬組成」でも何でも

 

治している病気が同じなら
必ず「用薬の共通点」はある。

 

 

自由が丘3串焼き

 

 

自由が丘4串焼き

 

 

その共通点が分かれば

 

肺炎とは「どういう状態」かが
分かります。

 

それは1つ1つが
本当に「」と呼ぶべき認識

 

我々はそれを学び
受け継ぐ必要があるのです。

 

(急に2回連続マジメな内容でした)

 

 

自由が丘5串焼き

 

 

 

 

2014-09-29 23:40:10

講義(326)(327)

カテゴリ:講義

先日は「全日本薬膳食医情報協会(ANY)」さんの

 

 ◆初級(10:00~12:00)
 ◆中級(13:00~15:00)

 

という講義でした。

 

 

えにい2午前の講義(本郷3丁目)

 

 

 

えにい5午後の講義(同上)

 

 

この6~7年
続けて「火神派関連」の本を出していて

 

それもこの11月に出る本
とりあえずは終わりですが

 

火神派漬けだった反動からか

 

この半年ほど
そこそこ熱心温病学も学んでいます。

 

 

えにい(昼)昼食

 

 

学んでみれば…

 

そりゃあ温病学
スゴイです。

 

たとえば

 

生薬を何味か合わせて
アスピリンの様な作用を作り出す。

 

でもその「アスピリンの範囲」の中で
少し苦くして立ち位置を内にずらす
少し軽くして立ち位置を外にずらす
脱水対応で少しだけ甘くする

 

等々、等々
様々なテクニックがある。

 

 

 新横浜1酒盗焼き(新横浜で)

 

 

 

新横浜3生牡蠣

 

料理でいえば…

 

普通は「一番だし」を使うが
この料理は少し軽くしたいので

 

1番だしちょい手前
0.9番だし」を使うとか

 

そんなニュアンス用薬法

 

 

 新横浜4焼き北寄貝(焼く前)

 

 

 

新横浜5焼き上がり(美味しかった)

 

 

本当にすごい
スゴイ知恵だと思います。

 

そんな感じで
温病学の用薬法

 

まるで「メディチ磁器」のような
工夫につぐ工夫の世界なのです。
(↑ 本当は陶器なのに磁器と呼ばれている程のもの)

 

 

新横浜6へしこ

 

 

 

新横浜7キンメの煮つけ

 

 

 

 

 

2014-09-26 23:30:42

講義(324)(325)

カテゴリ:講義

先日

 

 ◆信弟子の会(昼の部)
 ◆信弟子の会(夜の部)

 

講義でした。

 

 

 信弟子1昼の部

 

 

小金井塾

 

今まで一度も
学生さんの募集したことがありません

 

つまりこの塾は必ず受動

 

やはり私に
似てますね。

 

 

 信弟子2頂いたお菓子
 (ありがとうございます!)

 

 

というか
自分を売り込んだり営業しないから

 

小金井塾に限らず
他の仕事すべて受動」なのですね。

 

ただそんな…

 

ワガママな状態
生きて行こうとする者の義務

 

果たし続けなければいけないから
年中無休なのですね。

 

 

 信弟子4リラックマ

 

 

というか「とても怖くて休めない!」

 

自分のクオリティ
上げ続けていないと落ち着かない

 

もちろんそれは
無上の楽しみでもあるのですが

 

同時に「恐怖」もあるのです。

 

 

信弟子3銀座の「とある鍼灸治療院」をお借りしています
 (ありがとうございます!)

 

 

でもこの1年?
いや半年?

 

なんだかそこらへん
変化しているような気がします

 

恐怖が減ってきて
そして「楽しみの質」が変わっているような感じ

 

恐らく「使命感さらなる受動)」を
より強く感じるようになっています。

 

 

ジャージャー麺ジャージャー麺(大盛り/パクチー増量)
 (刀削麺酒家/日本橋)

 

 

 

 

 

2014-09-22 23:53:04

講義(322)(323)

カテゴリ:講義

先日

 

 ◆北京中医会
 ◆北京中医薬大学・日本校

 

講義でした。

 

 

北京中医会北京中医会の講義

 

 

区役所に行き
待っている間にチラシを見ていたら

 

 ◆夫と子供だけじゃない女の生き方講座
 ◆定年後の男の生き方講座
 ◆犬のしつけ方講座

 

などなど
色んな講座がありました。

 

 

 恵比寿?(恵比寿/つばめグリル)

 

 

講座で「生き方」を教えるなんて…

 

昔は宗教が果たしていた役目
今はが、一部担っているのですね。

 

まあ安上がり安全なのは
長所でしょうが

 

問題はやはり…

 

個人が抱えている悩み
それで解決できるのか

 

という所でしょうね。

 

 

品川2和風ハンバーグ(品川/つばめグリル)

 

 

また昔の宗教というか
昔の人の「素朴な宗教観」は

 

人間への抑止力でもありましたが
閻魔様とか)

 

そういえば「そういうの」も
今はあまり機能していないですよね。

 

 

品川1ハンブルグ風(品川/つばめグリル)

 

 

今は宗教よりも

 

たとえば都市伝説なんかの方が
抑止力になるかも知れません。

 

おめくらさんに意地悪をした人は
ある日突然
一番見たいものが見えなくなるらしいよ!

 

とか
そんなのダメですかね

 

 

日本校北京中医薬大学・日本校の講義

 

 

 

 

2014-09-17 23:59:56

講義(321)

カテゴリ:講義

先日は「(株)ウエルライフ/あんず薬局
さんの講義がありました。

 

 

あんず1父の通夜の日でした。

 

 

どちら様もそうでしょうが…

 

人間、歳を取る素朴になるというか

 

本当に
若い頃にはありえなかった感じで

 

普通のことに「感動」したり
ささやかな事に「感謝」したり

 

するようになりますね。
本人比

 

 

 あんず2淹れて頂いたお茶
 (ありがとうございます!)

 

 

たとえば

 

若い男女がいて
本当に楽しそう

 

そんな姿を見かけると…

 

心の底から「良かったねぇ」「楽しみなよ
思います

 

 

池上1通夜の後、3次会。
 (池上のバーにて)

 

 

また食べ物屋にいて
カウンターの向こう湯気が立っている

 

その湯気を見ると

 

火を使いゴハンを作るという
原始から続く営み」を想い

 

はげしく感動する。

 

 

 池上3あまり見かけない「日本のモルト」

 

 

またその「人間の歴史
それを包む「地球の存在」「太陽の存在

 

全てが大きな目では一瞬」なんだろうなと思い
切なくなる

 

でもだからこそ
この「一瞬(リアル)」が

 

かけがえのない物として
ありがたく愛おしい

 

 

池上4さらに珍しい「台湾のモルト」

 

 

まだ50歳位なのにこの状態

 

この先
一体どうなっていくのか?

 

朝「目が覚めた」ことに感動

 

なんて日
近いかも知れません。

 

 

池上2撮影は「古い方の弟分」

 

 

 

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