先日は「(株)サンドラッグ」さんの研修センター(府中)で
講義をしてきました。
先日、知り合いの鍼灸の先生に
開四関(四関を開く)
という対穴(セットでのツボの取り方)
の話をしたところ
早速、臨床で使って頂いたようで
メンタル疾患にかなり効果があったようです。
この対穴
方剤では「四逆散」に譬えられますが
どうやらそんなもんじゃない。
私が北京で「陳大啓先生」から教わった
理気基本方(逍遙散合半夏厚朴湯加減)ぐらい
または「昇降散」ぐらいの
気機調整力はあるかも知れません。
(気の昇降出入を活性化)
で、そんな嬉しい報告を受けたので
面白くなり
メンタル疾患の鍼灸を少し調べた所
さすがは本場「中国」
薬の使い方だけじゃなく
ツボの扱い方、針の刺し方も
まあとにかく色々とあります。
たとえば
◆鼻頭(両目の間)から針を入れ
目頭から針を出す
なんていう、少し恐い方法もあります。
開四関ならまだしも
これを自分で刺してみるのは恐すぎる。
でも日本の針灸も
もっとこういう「中国の技」を取り入れても良い
最近、そんな気になっているので
機会があったら、私も伝えて行きたいですね。
先日は「全日本薬膳食医情報協会(ANY)」さんの
◆初級(10:00~12:00)
◆中級(13:00~15:00)
という講義でした。
私
ANYさん(本郷三丁目)に行った時は
近くにある
「古すぎ(こすぎ)」という定食屋によく行くのですが
なんと この日は
食い逃げを目撃しました!!
サケの味噌漬け焼定食(ごはん大盛り)
(古すぎ/本郷2丁目)
古~い造りで
カウンター席が8つ程というお店
女性が1人なんて珍しいな
とは思っていたのですが
(アラフォーの方ですね)
まさか「食い逃げ」とは!
人生2度目の「食い逃げ目撃」です。
理事の方がコップにつけて下さった人形
(フチ子さんと言うのだそうです)
そういえば私、30代後半の頃
親友たちとふざけて
◆人生の出発点は「40歳」
(それまではウォーミングアップ)
◆40~70歳は「中医学の仕事」をする
◆70~100歳は「易者」をやる
◆100~120歳は「ミュージシャン」をやる
◆その後は、悠悠自適に生きる
という人生設計をしたことがあります。
つまり「120歳が引退」なので
その時「俺はまだやれる」という証明のため
120歳の誕生日
一緒に牛丼屋で「食い逃げ」をしよう!
という計画も立てました。
(↑ バカ)
その親友も、すでにこの世を去り…
色々な事が「夢のまた夢」のまま…
命は
時間は
先に進みますねぇ。
講義の写真は「理事の福井さん」にご提供頂きました。
(ありがとうございます!)
先日は「北京中医薬大学・日本校」
の講義でした。
私は2回目の離婚をしてから
かなり真剣に「女性についての勉強」
をし続けています。
もちろん「まだまだ」なのですが
でも勉強をすると
その分は、色々なことが分かりますね。
たとえば
◆男脳は「原理・原則脳」なので
1回許したことは何回でも永遠に許せる
◆でも「女性脳」は100回許した事が
101回目に溢れてキレることがある
地球上に「こんな脳」があるなんて…
勉強するまで知りませんでした。
男は「自分がそうだから」
1回許された事は「永遠に許される」と思う
女は「自分がそうだから」
男に「我慢している事を察して欲しい」と思う
勉強した私には分かりますが…
どちらも「無茶な注文」ですね。
もっと違うと思うのは…
女性脳は「プロセス」を重視し
男性脳は「結果」を重視する。
だから女性は
結果が成功した事例の「プロセスを否定」されると傷つく。
(男は全然傷つかない)
で男性は
失敗した事例の「プロセス」になんか触れたくもない。
(女性は結果が失敗の事例なら全然気にしない)
という違いです。
この違いは…
知識としては分かっても、全く感覚できません。
失敗した事には
「徹頭徹尾触れたくない」「絶対思い出したくない」
ですからね。
知れば知るほど…
不思議ですよ「女性脳」。
先日は「小金井塾・Sグループ」
の講義でした。
土曜日
古い方の弟分の「次男」が生まれ
老子の「上善若水」よりとって
善と命名
しかも「上善若水」の4文字中に
姓と名の漢字がすべて含まれている。
ちなみに
彼の長男の名前は「楽」
こちらは
論語の「知者楽水」よりとったもの
もちろん「知者楽水」の4文字に
姓と名の漢字すべてが含まれている。
さらに「彼らが住んでいる土地の名前」
も入っている。
さすがにインテリ
学のある命名法ですねぇ。
まあ今どきのキラキラネームを
否定するつもりはありませんし
人々が何かを作れば
中には名作も生まれるでしょうから
キラキラネームにはキラキラネームの
傑作があることでしょう。
私もそれぞれかなり考えて
3人の子供に名を授けました。
親が「子」を想い
今生での看板となる「名」を与える。
すばらしい営みだと思います。
今日は「ひとやま」越えて
4日ぶりにお酒を飲みますが
もちろん「上善如水」買ってきましたよ。
(原典は「上善若水」ですが)
善くんに会う前に
勝手に祝杯をあげましょう。
先日は「信弟子の会」(昼の部)
の講義でした。
最近は
2~3年前には目に留まらなかったものが
色々と、目に留まるようになりました。
たとえば私より年上な
50代・60代・70代の女性たちの
女性同士の会話。
相手の話を
しみじみと臨場感たっぷりに聞き
話の内容に合わせて
表情も眼差しも刻々と変わる
合いの手のタイミングも
言葉のチョイスも絶妙
時には軽く肩に手をそえたりして…
時間と空間を共有しながら
魂の交感をくり返している
すばらしい芸術品です。
それから最近は
女の人がおやつで
パクパク何かを食べている姿が
もう可愛くって仕方がない。
女の人がいつも
好きな時におやつを食べられるような
そんな平和な世の中が
いつまでも続くと良いなぁと思っていたりします。
若い頃は
ダリの絵や彫刻のような強烈なものに
魂を震わせたものですが
最近は
「日常に転がっている普通のもの」で十分。
というか
それこそが素晴らしい!!
あれやこれやが
魂に沁みてきます。
なんだか…
じいさん入って来ましたね。
copyright © 2011 (株)日本生体調準医学研究所 All Rights Reserved.