先日は府中にあるサンドラッグさんの研修センターで
「ニキビ③」(2回目) の講義をしてきました。
内容は 「虚が混在するタイプのニキビ」
についてですが
◆陰虚を治療する時 「脾陰虚」 だけは別にあつかう
◆陽虚のニキビを 「一般陽虚証」 と 「陰気上騰」 に分ける
◆生理痛が 「いつ消える」 かで、瘀血の重さを判断する
など、決して 「基本的ではない話」 も
結構しましたね。
寺にいたネコ①
(お彼岸、墓参に行きました)
府中に行くのも大分慣れましたが
◆京王線の 「準特急」 と 「急行」 は一体どっちが速いのか?
2か月経ってやっと分かりました。
やはり 「腐っても鯛」 というか
「準がついても特急」 で準特急が速いのですね。
寺にいたネコ②
そういえば北京にいた頃
日本の某広告代理店の 「北京駐在社員さん」 と
知り合った時
名刺に 「副部長代理」 と刷られていて
ご本人も
◆こんな肩書なら無い方が良いです
と仰っていましたが
まあ、代理の方は置いておいたとして
◆「副部長」 と 「課長」 とでは
◆やはり 「副部長」 の方が上
なのでしょうかね?
金子カレーのカウンターにいる 「ムーミン」
先日は 「小金井塾・Yグループ」 の温病学連続講義で
◆衛分証の治法と用薬法
の話をしました。
具体的には
◆葉天士 『温熱論』 第1条・第2条の内容を
◆趙紹琴先生はどのように実践していたのか
という内容です。
趙紹琴先生の処方は 「とにかく効く」 ことで有名ですが
◆中薬1味1味の個性を熟知し
◆さまざまな証侯の本質を見抜いて弁証する眼ももっている
そんな達人が 「腕によりをかけて」 薬を組み合わせるのですから
◆そりゃあ効くでしょうよ
と思います。
温病学の先生なので
もちろん 「銀翹散加減」 なんかも使われるのですが
趙先生の洗練された用薬法をみた後で
「銀翹散の原方」 をみると
◆少し古臭く
◆少し野暮ったく
感じます。
◆ラベルを聴いた後に
◆シューマンあたりを聴く感じ
でしょうか。
最高級のアートである 「趙先生の処方」
あの 「軽さを追求する精神」 は
私の中でいつも 「メディチ磁器」 と重なります。
磁器を作りたいけど作る技術をもたず
中国に憧れつづけたヨーロッパの王侯貴族
その1人(?) であるメディチ家が
◆磁器ではなく、あくまでも陶器の範囲で
◆限界まで 「白さ」 「透明感」 を追求した作品
それが 「メディチ磁器」 です。
趙先生の処方と、雰囲気が似ています。
週に2回はカレー 「マトン・カレー」
(チーズ・トッピング)
涼風 (すずかぜ) が立ちはじめたからでしょうか
最近スタバでかかる音楽が、やけに心に沁みてきます。
(↑ 寂しいのか?)
メッセージ (?) カップ
先日はビートルズの 「サムシング」 がかかっていましたが
本当にキレイな曲ですね。
彼らが何歳の時に作ったのか知りませんが
なんだか 「オトナな曲」 です。
メッセージ・カップ
そして今日は、セザール・フランクの 「ヴァイオリン・ソナタ」
がかかっていました。
◆美しい!
若いころから好きでしたが、昔とは印象が違います。
なんというか
ただ 「キレイ」 というのではなく
あの 「甘さ」 「美しさ」 に共感するという感じです。
◆いずれは露と消える我が身なら
◆「夢のまた夢」 であるこの浪速のことを
◆「今、目の前にある一瞬一瞬の時間」 を
◆甘く、 美しく、 過ごそうよ
という気になるのです。
やはり
親友の命日が、近いせいでしょうかね。
ラーメン屋のカウンターにあった
「鹿うちわ」
先日は
「全日本薬膳食医情報協会(ANY)」 さんの関連講義で
◆痿証
の話をしました。
痿証にたいしては 「麻痺」
というイメージが強いかもしれませんが
それだけでなく
◆加齢による筋力の衰え (筋骨の弱り)
を防ぐための知恵がたっぷり埋まっていますし
金子カレーの 「サグ・マトン」
(チーズトッピング)
また 「麻痺」 といっても
感染症による高熱の影響でおこる麻痺
みたいなものだけじゃなく
たとえば
◆腕まくらをして一晩寝たら
手が麻痺して動かなくなった
◆腕に体がのっかる状態で寝たら
翌日手が麻痺して動かなくなった
(とくに肥満傾向の人)
◆お酒を飲んで、屋外で数時間うたた寝をしたら
腕が麻痺して動かなくなった
なんて例は身近でちらほら聞きますが
こんな出来事(↑) も
もともと 「内因」 があるから起こるわけで
その内因や外因を考える時にも
やはり 「中医学の痿証に関する認識」 は参考になります。
で 「日本の気候風土」 や 「日本人の体質」 を踏まえて
『中医内科』 の教科書にない証型を
とりあえず3つほど紹介しました。
金子カレーの 「バター・チキン」
(チーズトッピング)
一昨日から昨日にかけて、33時間ほど
何も食べずに過ごしたのですが
◆指先がかるく痺れて、足が重たくて歩くのも困難
になりますね。
モノを食べたら、すぐに回復しました。
先日は 「小金井塾・Sグループ」 のミステリー方剤学で
◆温胆湯
の話をしました。
講義会場のあった学芸大学で
もちろん 「主治」(病因・病機・証侯)
「組成」 「組成解説」 などの基本的な話はしますが
大切な認識として
◆「湿熱」 と 「痰熱」 のちがい
についても話しました。
学生さんに講義用のペンを頂きました
(区の施設はインクが薄いことがよくあるので)
↑
ありがとうございます!
もう1つ大切な認識として
◆肝鬱と胆鬱のちがい
についても話し、さらに
◆肝鬱・胆鬱と 「脾鬱」 のつながりと、それぞれの用薬法の変化
についても少し話しました。(時間切れ)
渡りガニのトマトソース・パスタ
◆痰 (停滞―→上擾―→動風)
◆神 (思・意・憂・怒)
◆気鬱 (肝鬱・胆鬱・脾鬱)
↑ここら辺りの問題を解決する方剤を何首か学ぶと
◆「精神的な気鬱」 を出発点にして
人間になにが起こり、どう変化するのか
という
◆幾つかの典型的な変化のパターン
が判ってきて面白いです。
さんまのパスタ
上に挙げた範囲に限らず
方剤1首1首の認識を深め、それらをつなぐと
「変化する人間の姿」 がみえるということです。
群馬県・吉田牧場の 「プレミアム・なんとか・ポーク」 の 「ロース」
↑
「ごはん」&「味噌汁」 2杯ずつ
「キャベツ」 は3杯、頂きました。
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