中医学徒の生きる道
小金井信宏ブログエッセイ
中医学徒の生きる道
2012-02-29 23:49:17

ごはん(14)

カテゴリ:ごはん

 今日は珍しく、東京に雪が降りました。
 そこそこ寒かったですね。
 研究所の門前です

 
 で、こんな日にわざわざ父と待ち合わせ
 五反田の「大山飯店」で焼肉を食べました。

 最近、父と食事をする時は
 いつもここです。

 
 
 研究所名のプレートのアップ

 
 いつも同じ場所で食べていると
 場所が力をもってしまうので

 いつか父が居なくなったら

 ◆お店をみるだけで寂しくなる

 
 のは分かっているのですが
 

 まあ「ステーキ」か「焼肉」しか食べたがらない
 肉大好きじいさん

 
 しかも五反田でまあまあ美味しい焼肉屋
 がそうあるわけでもなく…
 同じ店にいっているのです。

 
 今日は寒かったので
 キムチチゲも注文しました。

 
 キムチチゲ

 
 この店のキムチチゲ
 初めて食べましたが美味しかったです。

 といっても…
 私は「とにかくスープが好き!」なので
 味噌汁でもなんでも

 ◆食事にスープがついていると
   とりあえず喜ぶ (←かんたんなヤツ)

 
 ので、そのせいもありますね。

 
 本当に美味しいかどうか
 今度もう1度試してみます。
 
 
 

2012-02-28 22:04:23

中医を学ぶ(5)

カテゴリ:中医を学ぶ

 前々回のブログ「中医を学ぶ(4)」では

 ◆なにか古典を読むと
 ◆自然と「著者の魂がのりうつる」
  ようになりました

 と書いたのですが
 
 でもこの能力… 『黄帝内経』には通じません

 
 『黄帝内経・素問』 
 

 
 

 理由は

 ◆『黄帝内経』は時代が古いので
   文体がそっけなさ過ぎる

 というのもありますし、また

 ◆個人の著作ではない

 のが大きいでしょうね。

 
 たとえば芸術作品もそうですが
 中世以前ぐらいまでは

 ◆芸術は多分に「神に捧げるもの」

 だったんですね。

 つまり
 今のように「個人の表現」ではなかったので
 作者は「職人A」みたいな感じだったのです。
 『黄帝内経・霊枢』

 
 
 
 で『黄帝内経』
 本の執筆のために読んでいたら

 ◆臆病な人は、~たとえ激怒したとしても
  気の力が強まって胸を満たすことはない
  肝や肺は上にあがるが
  その上昇を支える力はすぐに弱ってしまう
  だから長く怒っていることができないのだ
  
(以上*

 
 という論述を見つけました。
 面白いですね。

 
 私は中国で

 ◆中国の人は、いったん怒ると
  
問題が解決するまで何日でもずっと怒っている

 
 と強く感じました。

 それにくらべ日本人って、結構怒っていても
 一晩寝たら「もういいや」みたいになり易いと思います。

 このちがいを

 ◆中国の人は「肉食」だからパワーが持続する

 と考えていたのですが
 やっぱりそうなのかも知れません。
 

 長く怒っていられない日本人は

 ◆「怒りを支える力」が弱い

 ようです。
 

 でもこの力…
 あえて強めない方がいいですよね。

 ―――――――――――――――――――――――――
 *
  
“怯士者、~雖方大怒、気不能満其胸、肝肺雖挙、気衰複下、
   故不能久怒~”
             『霊枢』・勇論
 
 
 
 

2012-02-26 18:00:03

会社(2)

カテゴリ:会社

 昨日は「研究所の会社化1周年」でした。
  
 
 お祝いに頂いたモルトウイスキー
 おいしかったです。ありがとうございます。

 
 
 あっという間の1年でしたが
 本当にたくさんの方にお世話になりました。
 心より感謝いたします!

 

 
 イチローズ・モルトというものです
 
(野球のイチローとは無関係です)
 
 
 私はもともと

 ◆相当に世間知らずで常識もなく
 ◆普通の大人ができる多くのことができない

 つまり

 ◆かなりダメな大人

 なのですが

 この1年で色々勉強させていただいて
 1年前よりは大人になったと思います。
 (本人比
 
 ↑こんなラベルです
 
 
 まあ好きなことを仕事にしているので
 仕事は基本的に楽しいです。

 講義をするのも楽しいし
 また本を書いている時間は

 本当に

 ◆至福の時

 ですね。
 
 好きな勉強をして、それを元に
 自分の作品を作っている時間なので

 体中が喜んでいます。

 ありがたいことです。
 
 

  
 

2012-02-24 02:38:49

中医を学ぶ(4)

カテゴリ:中医を学ぶ

 来月の講演の準備もあって
 最近、いろんな古典をちょこちょこ読んでいます。

 
 頂いた「甘酒キャンディー」
 私、飴が大っ嫌いなのですが(ベタベタするから)
 それはそれとして美味しかったです。
   ↑
 私が「飴嫌い」なのを御承知の上で
 「おいしいから」とお勧め頂きました。

 
 

 たとえば今日は

 ◆元代・王好古の『陰証略例』
 ◆明~清代・傅青主の『傅青主女科』

を読みました。

 で、気づいたのですが
 
 私、この4年間
 ずっと注釈書を書いていたので

 ◆古典の原文を読んで

  著者の息吹を感じる能力

 
 が発達したように思います。

 
 知り合いが持っていた
 「リラックマのトート」
  ↑
 上の知り合いとは別の方です。
 (どうでもいい情報)

 

 古典はもちろん
 学生時代から色々読んできましたが

 そういう
 「自分が理解するための読書」と
 「注釈書を書くための読書」は
 全く違います!

 
 自分が理解するための読書は
 どうしても、興味ない部分はいい加減に読むので
 そもそもちゃんと通読することは稀です

 でも! 注釈書はそうは行きません。

 ◆本を隅から隅まで
  「一言一句」どころか「一文字も漏らさず」読み
 ◆文体・論述の順序・用語の選択・目次構成などなどから
  能力の限りで「著者が伝えたかったこと」を探り

 
 書かなくてはなりません。
 そんな読書を4年もしたお蔭で

 ◆なにか古典を読むと
 ◆自然と「著者の魂がのりうつる」

 
 ようになりました。
 以前とは「リアルさ」が違います。

 
 とても嬉しいです。

 もっと能力を研ぎ澄ましたら
 更にリアルになるかも知れません。

 
 命の限り
 上を目指します!

 
 春菊ソースのパスタ
 思ったほど苦くなかったです。
 
 

 

2012-02-16 03:34:39

ごはん(13)

カテゴリ:ごはん

 昨日は広尾の「SOUQ」さんで
 イタリアンをごちそうになりました。
 ありがとうございます!

 
 まずはスープと自家製パン

 
 
 スークさんに行くのはとても久しぶりで
 ちょっと恐縮です。

 オーナーの田中さんにもお世話になっていますし
 あと店員さんの1人が 私の学生さんで
 お声がけ頂いたりするので。

 
 料理の写真をとるのを見事に忘れました!
 (↑は以前にスークさんで頂いたもの)

 

 
 ところでお店のオーナーの田中さん
 大きな声ではいえませんが
 実は「地球防衛軍のメンバー」らしいのです!
 (↑いいなー)

 
 羨ましいですが、きっと…大変でしょうね。

 
 ↑これも以前にスークさんで頂いたもの

 
 
 そういえば私も小学校の頃は

 ◆「ラーメン友の会」の会長
  (「うどん友の会」と会員数を競っていた)

 ◆「とっぴんぱらりのぷ友の会」の会長
   ↑
  ・「とっぴんぱらりのぷ」のやり方を絵にした会員証を発行
  ・会員には「正しいやり方」を指導
  ・非会員がやっていたら注意する(←よけいなお世話)

 
 などを歴任してましたね。

 
 ↑これも以前にスークさんで頂いたもの
 (確かコップリーノとかいうキノコがのってます)

 
 また中学の時には

 ◆「のぶマーク友の会」の会長
   ↑
  ・皆で学校内を歩き回り
  ・随所に「のぶマーク」を落書きしてまわる
  ・希望があれば会員の上履きやカバンなどにも描く

 もしてました。

 
 
 ↑これも以前にスークさんで頂いたもの

 

 この頃の行動をみても

 ◆絶対に人の下につくのは嫌で
 ◆全てを自分で仕切りたい

 性格があらわれていますねー。

 でも私

 ◆パワハラ的に強引に人にいう事を聞かせる
  のは「される」のも「する」のも大嫌い

 
 なので
 基本的に1人で仕事をしているのでしょうね。

 
 きっと私のような協調性のない人間
 地球防衛軍には入れないことでしょう。

 せいぜい
 五反田でも防衛しようかな。
 
 

 

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