中医学徒の生きる道
小金井信宏ブログエッセイ
中医学徒の生きる道
2011-07-27 02:53:55

講義(14)

カテゴリ:講義

 日曜日は、研究所主催の『傷寒論』シリーズ講義の1回目でした。
 テーマは

 ◆陳慎吾先生の「桂枝湯理解」

です。

 

 

 
 陳慎吾先生(1897~1972年)は、私から見ると

 ◆北京時代に師事していた老中医・陳大啓先生のお父様

なのですが、一般的には

 ◆北京中医薬大学が開校された時
 ◆初代の『傷寒論』科の主任教授に選ばれた先生

です。
 
 たとえば来年から、わが国でも
 東京大学に「中医学部」が創設される
 としましょう

 そこの『傷寒論』科の初代のボス
 に抜擢される先生って
 その事実だけで、すごい実績ですよね

 それの「数千年の歴史をもつ中国本土バージョン
 ですからね
 中医学の人材の「層の厚さ」を考えても
 凄すぎることだと思います

 
 
 

 

 陳先生のことは
 また機会を改めて
 紹介しようと思います
 
 

 講義の後は父の入院先へ行き
 一緒にゴハンを食べました

 父の入院食

 おいしそうに見えますが
 父は「全然ウマくない」と申します
 でも「御飯が美味しいのが救いだな」とも…

 父は「白米」と「緑茶」の味には
 相当ウルサイので

 結構おいしいのでしょう

 

2011-07-23 19:36:24

講義(13)

カテゴリ:講義

 今日は、中医学的「美容」講座シリーズ「美白②」の講義でした。

 内容は

 ◆治りにくいシミ(老人性色素斑を中心に) 

 ということで関連する
 西洋医学や中医学の認識などを
 話してきました。

 

 
 
 また薬膳科の学生さんも来ていたので
 今日は

 ◆薬膳をする人というのは
 ◆街で漢方薬局やってる薬剤師さんより
 ◆病院で漢方外来やってるお医者さんより
 ◆2ランクぐらい上の中医学的認識を
  もっていないといけない

という話もしました。

 なぜなら

 ◆ただ製剤を処方する人なら
 ◆その製剤を正確に処方できればいい
 ◆つまり「なぜその製剤が効くのか?」を
  知らなくてもいい
 ◆でも薬膳の人は、「方剤の作用を食材に移し変える」
  のだから「なぜ効くのか」を知らなければ始まらない

からです。

 たとえば

 ◆瘀血なので「活血作用のある食材」を使いました

というのは「中医薬膳」として不十分だと思います。

 なぜなら
 先人の活血剤には、活血薬を効かせる為の
 いろんな「しかけ」が施されているからです。

 薬膳を作るなら
 その「しかけ」ごと真似るべきだと
 私は思うのです。

 

 
 という訳で、活血にまつわる

 ◆王清任の用薬法
 ◆唐容川の用薬法
 ◆葉天士や薛生白の用薬法

などについても話してきました。

 結構、貴重な話だと思いますよ。
 

 

2011-07-22 23:01:47

講義(12)

カテゴリ:講義

 今日は、全日本薬膳食医情報協会(ANY)さんの関連講義でした。
 テーマは「辛温による扶陽」と「甘温による益気」です。

  会場(文京区男女平等センター)の七夕飾り

 

 

 まず「辛温による扶陽」ですが

 ◆方剤としては「桂枝甘草湯」と「甘草乾姜湯」
 ◆この2首は、同じ「辛+温」でも「辛温のバランスが反対」
  なので「補益と温裏のバランスが変わる」
 ◆古代の中医学がいかに心陽を重視していたか
 ◆「桂枝・甘草」の薬対を含む諸方剤
 ◆甘草乾姜湯が、理中湯のような温裏剤と
  決定的に違うのはどこか?
 ◆甘草乾姜湯を使った「達人の医案」
 ◆「辛+甘のバランスの違い」としてとらえた
  麻黄湯~桂枝甘草湯~甘草乾姜湯~腎気丸

といった話をし、
 次の「甘温による益気」では

 ◆出世魚のように
  「黄耆・人参」→「耆・参・甘草」→「耆・参・草・肉桂」
  と厚みを増していく「甘温益気のやり方」
 ◆これらを含む「補中益気湯」という方剤
 ◆黄耆と脾と肌肉

といった話をしてきました。
 相変わらず、結構専門度の高い話です。

 

 午後は、東京ドームホテルのカフェで
 土曜日「美白②」講義の打ち合わせをしました。

 
 
 
  クランベリー・ソーダ

 全然関係ないですが
 今日父親の入院先に洗濯物をとりに行き

 私が幼少の頃から爪を噛むクセがあって
 1度も「爪を切った事がない」といったら

 しみじみ
 「変なヤツだなーお前」と言われました

 「今頃知ったか?」っていうか
 「アンタには負けるよ
 って感じなんですけどね。

 

2011-07-21 23:56:45

講義(11)

カテゴリ:講義

 カゼをひいていたので書くのが遅れましたが
 日曜日は
 「北京中医薬大学・日本校・薬膳専科・2010年10月生
 の最後の講義でした。

 皆さま、1年間お疲れさまでした。
 色々と「お仕事」や「ご家庭」などおありな中
 勉強を続けられて
 本当に偉大なことだと思います。

 私が教えたのは

 ◆中医基礎理論
 ◆中医診断学
 ◆中薬学
 ◆方剤学
 ◆中医内科学

の5教科です。

  日本校の近くで咲く花

 

 

 
 皆さん1年間、頑張って勉強なさって
 今では、結構な専門知識をお持ちです!
 たとえば

 ◆「証候」と「症状」の違い
 ◆「悪寒」と「畏寒」の違い
 ◆なぜ休んでばかりいても「虚」になるのか?
 ◆「肝熱生風」と「肝陽化風」の違い
 ◆「人参の補気」と「白朮の補気」どう違うのか?
 ◆「衛気の概念」が古代と現代でどう違うのか?
 ◆「麻黄湯」「小青龍湯」「麻黄附子細辛湯」などは、どうして
   古代の衛気観を知らないと意味を読み解けないのか?
 ◆「汗法、吐法、下法」と「和法」の違いはなにか?
   (どういう歴史的必然で「和法」は生まれたのか?)
 ◆肝鬱と胆鬱の違い(証候と用薬法の違い)は何か?

などの質問に、幾つも答えることができます!
中には「全部答えられる人」もいるでしょう。

 スバラシイです。
 
 

  あんみつセット
 (東京ドームホテル1Fのカフェ)
 
 

 これから試験が続きますね。
 皆さまの合格を、お祈り致します。

 

カテゴリ:スターバックス

 レミー事務所(スタバ)にいると
 周りからは、色々な会話が聞こえてきます。
 そんな会話を聞いていて思うのは

 ◆多くの女性は、本当に真剣に
    いつも「愛」という命題と向き合っているな

ということです。

 これ、年齢とかカッコとか関係ないですね。
 皆それぞれに、真剣で健気です(←感動します)。

 
 (↑マンゴーフラペチーノ) 

 

 

 もう1つ感じるのは

 ◆多くの女性は多かれ少なかれ、自分の容姿に
   コンプレックスをもち(ここまでは男も一緒かな)
 ◆なんとかしてそれを解決しようとしている

ということです。たとえば…

 ◆どうしても二重になりたくて
 ◆足に塗る「脂肪燃焼クリーム」を
   毎晩まぶたに塗ってグリグリマッサージした
 ◆けどダメだった

なんて言っている女の子もいました。
 健気ですね(でもちょっとバカ?)。

 
  マンゴーフラペチーノを飲む私

 

 

 また時には、バイトの大学生の子の
 人生相談にのってみたりもしています

 安心して生きていきたくて
 だから不安になるんですね

 ◆お金でも愛でも
 ◆人からもらって幸せになろう
 ◆人にたよって安心して生きよう
 ◆そんな人間に
   安心と幸せなんて訪れないでしょう

という話をしたような気がします
(↑偉そう)

 

 また先日は
 中国語の勉強をしてるバイトの子が
 いろいろ報告をしてくれました

 ◆HSK受けました!
   (4級に合格したそうです)
 ◆中国語検定受けました!

と言って、問題をみせてくれたのです。

 2週間ほど前に「中国語検定」があったらしいのですが
 午前中に3級、午後に4級を受けたそうです。

 大雑把なんだか几帳面なんだか
 よく分からない受験法です。
 

 ……という訳で
 色んなことをしに
 レミー事務所に行ってますね私。

  ミントとライムのフラペチーノ
 (おこちゃまモヒートみたいです)
  
 

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