私は、ほぼ毎日(月に25~32回ぐらい)スタバに来ています。
事務所(研究所)にずっと居ると飽きるので、「夕食後のとりあえず2~3時間」はスタバで仕事をするのです。
五反田の東急ビル(レミー)にあるスタバですが、しょっちゅう行くので、私は勝手に「レミー事務所」とよんでいます。
で「レミー事務所」に行ったときに必ず飲むのが「アイス・トリプル・グランデ・ソイ・モカ」です。
要するに「カフェモカ」なのですが、自分に合わせてアレンジ(加減)をしてあります。
どんな加減かというと…
カフェモカに「エスプレッソを1ショット追加」し「牛乳を豆乳に換え」ます。
また私は体内に熱がこもりやすい体質なので、飲み方(服用法)もホットではなくアイス、つまり「冷服」にしています。
では上の「加減」を、中医学的に説明してみましょう。
カフェモカの組成は「チョコシロップ+エスプレッソ+ミルク」です。
作っているところを見せて頂いたのですが、上の3つが大体[1:1:3~4]の割合で入っているようです。
で「カフェモカ」…
中医学の言葉でいうと やや「膩性(じせい)の強い」飲み物ですね。
膩性が強いとは、「消化するのに手間がかかり、またちゃんと消化しないと体の中に余計な湿気としてベタベタ溜まりやすい」といった意味です。
念のためチョコシロップだけを頂いて味見をしてみたのですが、「かな~り甘い」つまり膩性の強いものでした。
たまに飲むならまだいいですが、「ほぼ毎日飲む」となると、この膩性の弊害は、なるべく減らしてから飲みたいものです。
そこで私は、ショットを追加して苦味を増すことで膩性の弊害を減らしています。
苦味は「下に降りる味」なので、膩性によるベタベタが、体に留まろうとする力をそいでくれます。
そして牛乳もまた、膩性の強い飲み物です。
そこで牛乳を豆乳に換えることで、カフェモカ全体の膩性を大幅に減らしています。
豆乳には 「祓膩作用」 つまり 「膩性を除く作用」 があるからです*。
…そんなに膩性が嫌なら、お茶でも飲めばいいじゃないかと、お思いかも知れませんね。
そう言っちゃうとそうなんですけどね…。
まあでも…、人生そう「模範的」には行きません。
私はブラックチョコが好きなせいか、カフェモカみたいな「チョコ味でビターなもの」に弱いんです。
あれを飲んでると美味しくて嬉しくて…、ささやかな幸せの時間なのです。
つまり「日々カフェモカで魂を養い」でも「体へ悪影響はなるべく排除している」ということです。
* “豆腐漿~祓膩~” 『中薬大辞典』上冊P.1045(『綱目拾遺』よりの引用)
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