昨日
今年出版した 『医法圓通編註』 が
研究所に届きました。
ありがとうございます。
註釈本ですからね
まず 「原著の読み込み」 から始めた本です。
始めたのは 「2010年1月」
あれから3年半…
昨日初めて、完成した著書をこの手にしました。
もう
本を出すことにも慣れてしまいましたが
初めて手にする時は
やはり嬉しいですね。
サポートをして頂いた方々
お世話になりました。
感謝致します。
ありがとうございました。
この度、新しいマンガのご依頼をいただき
先月から
◆八味地黄丸 に焦点をあてた
◆補腎の大切さを解説したマンガ
の製作を進めています。
以前に描いた 「アトピー漫画」 (2009年)
ま 「アンチエイジング」 (養生) がテーマなので
読者のターゲットは
◆中年 (30~40代)
◆中高年 (50代)
◆老年 (60代以降)
と幅広いです。
で、「なにか参考にしよう」 と思い、現在81歳の父に
◆50歳とか60歳になった頃
◆具体的にどんな衰えを感じた?
と聞いてみました。
八味地黄丸マンガの下絵
すると彼は
◆なんにも感じなかった!
と言い放ちました!
ビックリしましたねー。
先月だって2回も入院して死にかけたくせに
退院後
◆なんか力が無くなったから
◆毎日肉食べてたら元気になってきた
とも言ってました (数日前)。
すごいですね。
イベリコ豚の 「ロースかつ」
(やさしいお味でした)
ま
◆O型 (原始人の血) の人間には肉食が向く
というのもありますが (私もO型です)
◆良くも悪くも 「動物のちから」 ってスゴイ
と思いましたし
◆よく知っているつもりでも
◆人と人は 「とにかく話をすること」 が大事だな
とも思いました。
父を見習い 「400gのステーキ」
↑
赤身だとぺロリですね。
もう1枚 (1個?) いけそうでした。
先月から
◆『中医学ってなんだろう』2巻
と
◆『火神派ではなく“火神派的な”医案解説集』
~「元祖・火神派」の方法を日本で活かすための提案
(仮題)
を書いています。
現在『中医学ってなんだろう』は
病因のところを書いているのですが
性病を起こす病邪について
書くのを忘れていたので
今、色々調べています
中国の基礎理論の教科書に
性病に関する記述がないので
つい忘れてしまったんですね
↑
忘れるなよ!
当時の中医師たちが
色々と考察する過程は
なんだかとっても
カッコイイです
ちょっと話がズレますが
共産国家である中国では
性にまつわる情報が
かなり極端に制限されています
だから一部の人は大人になっても
性のことをかなり何も知りません
なので私がいた頃の北京では
本屋で
◆『新婚初夜のむかえ方』
みたいな本が売られていました。
結構
カルチャーショックでしたね
(1冊買っておけばよかった)
もちろん立ち読みしましたが
◆緊張をほぐすために
◆ゆるやかな服を着ましょう
とか
◆体は清潔に
とか
そんなアドバイスが並んでいました。
服装で
ほぐれますかね緊張?
で性病にもどりますが
中国に梅毒が伝わった明代
すでに李時珍が『本草綱目』で
土茯苓が効くことを述べています
そしてその後
「水銀」やら「ヒ素」やらが
使われるようになるのですが
まあ重金属は毒ですからね
清代にはその毒が問題となり
20世紀には
また土茯苓に戻ります
でも李時珍は
始めから土茯苓が良いって
言っていたんですよね
さすがは中薬研究の為に
何十年も1人で旅を続けた男
スゴイですね
李時珍さん
奥さんも子供もいたんですが
それもスゴイですね
先月から
◆『中医学ってなんだろう』 2巻
(主に中医基礎理論・後半)
の執筆に入っています。
相変わらず
レミー事務所で書いています
で、2巻
6年前に10万字ほど書いてあるので
少しラクに仕上がるかな
と思ったのですが
6年前の自分
◆資料はしっかり色々見ているね
とは思うのですが
◆文章がブサイクで
◆認識もまだホンヤリしていて
結局、全面的に直しています
でも!
時間はダテに経っていません。
この6年間
基礎理論の講義だけでも
あちこちで数百時間してきました
◆その度に復習するし
◆アウトプットする度に気づきがあるし
◆学生さんの質問による気づきもあるし
◆他のことを勉強すると、今まで気づかなかった
基礎理論の姿が見えてくることもあるし
また
◆「解らせるプロ」としても
少しは育っていますし
6年前にはなかった
それら全ての成果を
今は盛り込むことができます
そのことが嬉しいせいか
直しもとっても楽しいです
また、ここ3年は
注釈書ばっかり書いていたので
完全オリジナルの自著本が
楽しいのでしょうね。
お待ちいただいている方々の手に
1日でも早く本をお届けできるよう
頑張ります!
関係ない瓶コーラ
↑
ビールとかコーラって
瓶の方が全然おいしいですよね
(私は飲んでいません)
先日『医法圓通編註』を書き終え
早速
新しい本の製作・執筆に
とりかかっています
とりあえず
2冊同時に進めていますが
その内の1冊は
◆『中医学ってなんだろう』 2巻
この本
実は2006年に
すでに10万字ほど書いてあります
でも5年も放置してあったので
まずこの「10万字分の直し」
から始めています
というか、そもそもこの叢書
初めは1冊の本にする予定でした
でも資料を整理していく内に
◆こんなの1冊にまとめたら
◆ぶ厚すぎで「箱みたい」になっちゃう
ことに気づき
出版社に
◆全5冊の叢書にしたいのですが
(↑スゴイ勝手な変更)
と申し出たところ
受け入れていただけたのです
今思うと
◆あまりにも 「いきあたりばったり」
ですね。
能力の限り
クオリティの高い作品を
仕上げようと思います
5~6年前に作った執筆準備ノート
(よく覚えていない)
ところでこの本
私の学生さん達の中には
書名を
うろ覚えしている人もいて
本当は『中医学ってなんだろう』なのに
◆『中医学ってなんですか』 とか
◆『中医学ってなんでしょう』 とか
いろいろ言われています。
今までで一番ウケたのは
◆『中医学ってなんだっけ?』
です!
すごい書名ですよね。
80歳ぐらいになったら
出してみても良いかも知れません。
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